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辺見えみりの 大人化計画
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5月のテーマ:昔のことを受け継ぐのも「いい女」の条件-前編
いろいろな方の話を聞くのが大好きな私ですが、中でもお年寄りの話を聞くのは特に好き。私が知らない昔の時代のこと、その人が綴ってきた歴史や恋物語、「昔はねぇ・・・」で始まる話はなぜかワクワクするんです。
そして、生き生きと目を輝かせて話してくれるおじいちゃん、おばあちゃんの若返ったような顔を見ていると、とっても幸せな気持ちになれる・・・。私にとって、お年寄りはそんな大切な存在です。
中でもピカイチなのが、私のおじいちゃんとおばあちゃん。まずは、おばあちゃん子で育った私の子供のころの話をしたいと思います。


「女も自立して生きていく」ことを教えてくれた人
4歳からバレエを始めて、14歳のときひざを壊して断念するまで“バレエ一筋”。おばあちゃんは私のお稽古に必ずついてきて、自分でも振り付けを全部覚えて家でも練習させるほど熱心な人でした。しつけも厳しかったし、反抗したいけど理屈が通っているから子供心に「おばあちゃんには逆らえない」って観念して(笑)。
母が仕事で家にいないことが多かったので、おばあちゃんは私に対して「責任がある」っていつも言っていたそうです。今の私の性格は、そんなおばあちゃんゆずり。言葉じゃなく、女も強く生きていかなければいけないということを教わったような気がします。
その代わりにおじいちゃんは甘々で、『ちびまるこちゃん』に出てくるおじいちゃんみたいに、陰でこっそりお菓子を渡してくれるような人(笑)。私は、こんなふたりに愛情いっぱいに育てられました。

16歳で芸能界に入って、19歳からひとり暮らしを始めましたが、私たち3人は今でも大の仲良し。時間があればカフェでお茶したり、旅行へ出かけたり。2人の思い出話を聞きながらおしゃべりしているときが、私にとって一番リラックスできる時間なんです。





子供のころ、特に印象に残っている行事は『節分』。小さいころ京都に住んでいたんですが、関西では無病息災を願って、毎年節分の日には、ある方角を向きながら、家族がそれぞれのり巻きを1本黙って食べるという風習があるんです。でも、全員でのり巻きをくわえている格好がどうしても可笑しくて(笑)、お兄ちゃんと顔を見合わせては吹き出していたことを覚えています。
京都は今でも大好きで、時々出かけていきます。何か昔らしさが残っていて、日本的なものに惹かれますね。
おばあちゃんと母の影響で、和食器も大事にしていますし、古い時代の着物の端切れや手ぬぐいなんかを集めるのも好き。
まだ自分で着ることはできないけれど、テレビのお仕事で着物を着る機会もなるべく作るようにしています。いつかは自分で着付けられるようになって、旦那さまのお供をするなんて、大人の女っていう感じでかっこいいですよね。

去年と今年、舞台で中村獅童さんの相手役をやることになったとき、初めての時代劇ということでいろんな方から浴衣をいただいて、稽古中もずっと着ていたら、浴衣だけはひとりで着られるようになりました。
昔の粋な姉さん風に見せるために、所作も自分でいろいろ工夫していたら、筋を違えて立てなくなったこともありましたが(涙)、鍼とマッサージの先生に来てもらって何とかくぐり抜けることができました。
時代劇のお仕事は、いろんな意味で、私にとって本当にいい経験になったと思っています。


次回の更新は5月24日(火)です。
次回も引き続き「昔のことを受け継ぐのも『いい女』の条件」のテーマでお届けします。
お楽しみに!

後編を読む
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(協力店:ポール&ジョー/03-5784-4120、ポール&ジョー(バッグ)/03-3268-9144 )

photo/ai kariya styling/naoko tuji hair&make/tomoko kaito (HAIR DIMENSION 4)  
design/tomomi seyama text/naomi miyajima edit/aya kurisu(girlsgate.com)

撮影協力/COUNTRY HARVEST(03-5410-1481)
http://www.countryharvest.co.jp



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