
えみりさん(以下:EMIRI)
ローリーさんと初めてお会いしたのは、たしか3年くらい前の『日経大人のOFF』っていう雑誌の撮影でしたよね。
桐島ローランドさん(以下:ROLLY)
もうそんなに経ってる?
えみりちゃんのことは、テレビでしょっちゅう見かけてるから、もっと最近のような気がしてたけど。
EMIRI
そうそう。ひとつはお着物で、もうひとつは赤いワンピースを着たんです。ずっとローリーさんに撮ってもらいたいと思っていたから、すごく嬉しかったですよ。
でも、ローリーさんが若くてきちっとした方だったし、こっちは慣れない着物でいつもの撮影と勝手が違ったせいか、緊張してあまりしゃべれなかった。
ROLLY
実は俺も。
普段はおしゃべりなんだけど、撮影って何度やっても照れくさくてさ(笑)。それに、仕事のときは撮影に集中してるから、どうしても無愛想に見えちゃうんだよね。
EMIRI
たしかに、自分の世界に入ってる感じだった(笑)。
ローリーさんは、小さい頃から写真を撮るのが好きだったんですか?
ROLLY
どっちかっていうと、撮ることよりカメラ自体の方が好きだった。機械をいじるのが好きで、家の掃除機とかも全部ばらしたりして。こう見えて、昔からかなりオタクなんですよ(笑)。
EMIRI
わあ、すごーい! 天才少年じゃないですか。
ROLLY
そんなんじゃないけどさ。
とにかく、プラモデルでも何でもばらして組み立てるのが好き。だから写真も撮ってたけど、写真のデキはどうでもよかったんだ。
EMIRI
それが、どうしてプロのカメラマンに?
ROLLY
高校生のときに出会ったカメラマンがいて、ちょうどアシスタントがいなくなったばっかりで「明日の仕事どうしよう」って困ってたから、「俺、夏休みでヒマだから手伝いたい!」って。それがきっかけでカメラマンのアシスタントになって。こんな素敵な世界があるんだなーって、カメラマンになることを決めたの。16の夏。
EMIRI
へえ、そうなんだ。
私はモデルさんが最初で、それからカメラマンになったんだと思ってた。
ROLLY
そう思ってる人多いけど、アシスタント時代にモデルをやらないか?って誘われて。その時は俺もお金がなかったから、稼げる上に写真の技術も盗めるからちょうどいいと思って。それで、高校を卒業してからNYに行って、NY大学で本格的に写真を勉強したんだ。
EMIRI
出会いって本当に不思議ですよねー。

design/tomomi seyama edit/aya kurisu(GiRLSGATE.com)



